読書しない読書会の感想レポ

私、八月ビキニは実は毎月10冊以上は本を読むという、地味な読書女子である。
本をたくさん読む人に比べたら、読まないけど、全然読む人よりは読む。
なんとなく、キャラ的に読まなさそうに見えるのか、ギャップを抱いてもらえることも多く・・・。
しかし、いい本と巡り合えた!という時に分かち合える場所がなく、困っていました。
友人や恋人に「この本凄いよ!」と進めても、読んでくれる人は少なく、次第にこの煮えたぎるシェア欲を表に出さなくなりました。
そんな時に新聞の記事で見つけた「読書会」
シェア欲は、読書会なるもので満たされることはうすうす気づいていましたが、なんとなく読書会というものに距離を置いていました・・・。
なぜなら、「怖い・・・」それだけ。
めちゃめちゃ賢い人しかいなくて、無知代表みたいなタスキをかけさせられたらどうしよう・・・。そんなことまではいかなくても、知識を鼻にかけるような人間にマウントを取られたら・・・、そんな風に思うと、行動できず、読書会の存在を見て見ぬ振りしました。
しかし、今回見つけた、「読書しない読書会」、それは本は読まずに、本を選んだきっかけをシェアする場でした。
それなら、私でもできるかも!そんな甘い考えで足を踏み出した読書しない読書会・・・、ふたを開けてみたらとんでもなかったんです。
どうとんでもないかというと、集まる人の面白さがとんでもなかったのです。
私にとっては新しいものの見方を、当たり前のようにしてしまう人がわんさか。
例えば、「コレコレの知識(ビジネス系の思考法など)が本とかで書かれていると、信じて突き進む人って多いですけど、それのデメリットを考えないことが怖い・・・」という考え方を教えてくれた人がいました。
これは日常全てのことに言えます。ダイエットでもそう。
痩せると良い事しかないの?糖質オフしてデメリットは?
私はいいと聞いたらすぐ行動してしまうタイプなので、うわ、確かに裏からモノを見ることってしてなかったけど、でも重要だな、と気づきを得ました。
体に効果をもたらす薬ですら、副作用があるんですもの。
全てのことにデメリットの可能性はあるはず・・・、うーむ、非常に重要なことを見逃して生きていた・・・。
また、集まっている人みんなが、何かに精通していて、言葉を選ばず言えば、オタクのような、(もちろん誉め言葉です。)質問すると、たくさん知らなかったことを教えてくれて、本当に素敵な場でした。
そして同時に、私は、何か人に教えられるほど、精通しているものはあっただろうか・・・・、と考えてみる。
え・・・、ない(笑)
ダイエットやデザイン、ライターの仕事に、手相やスヌーピーなど、好きなこと、こだわってることってたくさんあるけど、人に何か提供できるレベルに達していることってなにもないじゃん・・・。
そう気づいて、すごく自分を情けなく思いました。
いや、でも、ここで気づいてよかった。これからいくらでも学べる。
ということで、読書しない読書会で、もっと好きなもの・こだわりに精通できるよう、学びを深めていこうと思いました。
本当に参加して良かったな。